江陵高の古谷投手、ソフトバンク2位指名ドラフト会議

2016/10/20 十勝毎日新聞電子版
指名が決まった瞬間、谷本監督(右)と握手を交わす江陵高の古谷投手(20日午後6時5分すぎ、同高体育館で)



 プロ野球今季の新人選手選択会議(ドラフト会議)が20日午後5時から、東京都内のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、パ・リーグのソフトバンクが、江陵高野球部の古谷優人投手(17)=3年=を2位指名し、交渉権を獲得した。

 十勝から高校生でドラフト指名されるのは、1991年に福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に4位指名された元・埼玉西武ライオンズ投手の三井浩二さん=当時、足寄高=以来、25年ぶり(三井さんはその際には入団を拒否し、2000年の社会人時に西武ライオンズから2位指名を受けて入団)。十勝出身者では、13年に東京ヤクルトスワローズの杉浦稔大投手=国学院大-帯大谷高出=が1位指名されて以来、3年ぶりとなる。

 古谷投手は1999年2月19日生まれ、幕別町出身。176センチ、76キロ。左投げ、左打ち。札内南小時代は地元サッカー少年団の札南WEEDに所属していたが、小学3年時に軟式野球へ転向。地元野球少年団の札内南ライオンズ、札内中学野球部を経て、江陵高野球部に入部。高校時代は1年生からエースとして活躍し、3年生で迎えた今夏の北北海道大会では、154キロの剛速球と20奪三振の大会新記録を樹立するなど江陵高を初のベスト4に導いた。