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チロット音楽祭出演者が江陵高で演奏 幕別

2017/09/28 12:21 十勝毎日新聞電子版

(写真)巧みな演奏に聴き入った生徒たち


 【幕別】町内などで開催中のクラシック音楽に親しむ「第8回十勝チロット音楽祭」の参加者が27日、江陵高校(鈴木譲二校長、生徒337人)で演奏した。

 同音楽祭は24日から10月3日まで、国内トップクラスの講師陣が、管内外の若手奏者らを指導する。毎年、学校や福祉施設での演奏をボランティアで行っており、江陵高への訪問は初めて。

 バイオリン、チェロ、ピアノ、オーボエの若手奏者ら5人が、ピアノトリオでの演奏や、日本の唱歌なども披露。バイオリンソロの「ツィゴイネルワイゼン」(サラサーテ作曲)では、巧みな指や弦の動きと演奏に、生徒たちの目がくぎ付けになっていた。

 三田弥玖美(みくみ)さん(3年)は「普段は聴けない音楽を学べる機会になった。素晴らしい演奏だった」と感激していた。(眞尾敦)