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江陵高校で福祉フェス 幕別

2017/11/05  十勝毎日新聞電子版

(写真)描かれた絵について話し合う江陵生

 【幕別】江陵高校(鈴木譲二校長、生徒337人)で2日、福祉科の生徒たちがゲームを楽しみながら福祉や介護への理解を深める「福祉フェスティバル」が開かれた。

 11月11日の「介護の日」にちなんで開催され、今年で3回目。体育館を会場とし、福祉科の1~3年生79人が参加した。

 学年混合の10チームによる対抗戦。3人1組で絵を描き、認知症などの題材を仲間に答えてもらう「福祉科の生徒さんお絵かきですよ」や、一般常識と介護に関するクイズで優勝を競った。

 「レスポンデント条件付けの実験で有名なロシアの大脳生理学者は」(正解はパブロフ)といった問題に、生徒たちが頭を悩ませる場面も。3年生の佐々木幸子さん(17)は「各学年が仲良くなる良い機会。とても楽しい」と話していた。(松村智裕)