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頂点へ挑む精鋭4校 帯広4会場で あすからインターハイ ホッケー

2018/01/21 12:35  十勝毎日新聞電子版


 アイスホッケーの第67回全国高校競技選手権大会(インターハイ)が22日から26日まで、帯広の森アイスアリーナなどで行われる。十勝からは4校が出場。全道覇者の白樺学園は優勝候補に挙げられており、4年ぶり5度目の頂点を狙う。全道準優勝の清水にも勝機は十分。悲願の初制覇を目指す。全道では勝利できなかったが、地元枠で江陵と帯農も参戦。道立の幕別高と2019年度に統合する私立の江陵は同校名としては最後の全国大会で、帯農は22年ぶりの大舞台となる。

 帯広での開催は2009年の第58回大会以来、9年ぶり7度目(02年の帯広・清水開催も含む)。前回の地元開催は白樺学園が初優勝を果たし、清水は3位と躍進した。以来十勝勢は毎年3位以内に入っており、15、16年を除いては決勝に進出。今大会も健闘が期待される。

 第1シードは昨年30度目の頂点に立った駒大苫小牧。1回戦は釧路江南-苫小牧東、埼玉栄-清水の好カードが組まれている。苫小牧工、武修館(釧路)や八戸工大一(青森)の戦いぶりも注目される。

 22日に開会式を行い、競技は23日に始まる。(北雅貴、折原徹也)

2年ぶりのインターハイ勝利へ意欲を見せる江陵
「江陵」の名 最後に刻む


 「単独では最後の大会。大会まで日にちは残り少ないが、少しでも技術の向上を目指している。練習での皆のやる気がすごい」。山下涼主将は目を輝かせる。

 部員の募集を止めたため、今季の1年生はいない。3年生10人、2年生2人の布陣。キープ力のある竹田将哉と積極的にゴールへ向かう駒形龍冴(りゅうご)のFW、判断力に優れる村山翔太と山下主将のDFを中心にロースコアの展開に持ち込みたい。

 初戦の日光明峰(栃木)は全国上位の強豪。昨年12月の練習試合で2-9で敗れているが、三杉友宏監督は「一度対戦できてイメージはできている。諦める気持ちはさらさらない。選手の士気が上がっている」と手応えを感じている。

<江陵>
▽監督=三杉友宏
▽コーチ=早坂綾祐、時安優平、塩谷直斗
▽トレーナー=伊藤貴明
  No.名前  学年 出身中学
GK73 牛尾七海 3 幕別
   1 富谷瑞士 3 帯緑園
DF20C山下涼  3 帯翔陽
   9 浦木玄野 3 緑南
  37 高原健太 2 帯翔陽
  23 村山翔太 3 釧路美原
FW88 駒形龍冴 3 音更
  13A竹田将哉 3 帯翔陽
  33 眞砂尚人 3 帯翔陽
  21A松浦諒  3 東京・青梅二
  81 北澤脩  2 釧路青陵
  71 西岡蓮  3 札内