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女子江陵、帯大谷、帯南商快勝、道高校新人バスケ開幕

2018/01/26 十勝毎日新聞電子版

【女子1回戦・江陵-室蘭清水丘】第1Q5分、江陵の(9)近鈴華(右)がシュートを決め、15-4とリードを広げる

 バスケットボールの第30回道高校新人大会(道バスケットボール協会主催)が26日、帯広市総合体育館、サンドームおとふけなど管内5会場で開幕した。十勝の男女計8校をはじめ、全道各地の予選を勝ち抜いた男女各32チームが28日までの3日間、頂点を目指した熱戦を繰り広げる。初日は午前9時から1回戦が行われ、午前の女子の江陵は76-52で室蘭清水丘に勝利。帯大谷は士別翔雲に96-48、帯南商は滝川西に129-46で快勝した。男子の帯三条は北海に54-79で敗れた。

 十勝開催は2016年以来2年ぶり。十勝からは男子の白樺学園、帯北、帯三条、帯大谷、女子は帯南商、帯大谷、江陵、帯柏葉の計8校が出場。(大野篤志)

◆江陵女子、初戦快勝「記憶に残す大会に」
 女子の江陵は、立ち上がりに角玄あかね(2年)のスリーポイントシュートで先制。その後も練習で強化してきたディフェンスで相手のミスを引き出して第1クオーター(Q)は22-8と好スタート。

 第2Qは序盤に失点したが、中盤からガード佐藤亜海(同)のゴールなどで立て直して得点を重ね、42-24と大きなリードで前半を折り返した。第3Qも近(ちか)鈴華主将(同)の2連続スリーポイントシュートで始まり、突き放し、第4Qは控え選手も含め全員がコートに立った。

 快勝にも近主将は「練習してきたディフェンスがうまくできなくて悔しい」。大会2日目の2回戦で札幌山の手と対戦が想定される。近主将は「一番強いところを対戦できるのは楽しみ。江陵としての校名での大会はこれが最後なので、自分たちの代で記憶に残したい」と気後れすることなく立ち向かう。
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