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進路考えるミュージカルも 江陵高でガイダンス

2018/03/09 19:30 十勝毎日新聞電子版


徒に仕事の魅力などを伝えた「進路ミュージカル」


 【幕別】江陵高校(鈴木譲二校長、生徒336人)は8日、同校で1、2年生210人を対象とした進路ガイダンスを開いた。ミュージカルも上演し、さまざまな角度で進路への意識付けを図った。

 新たな学年となる直前のこの時期に毎年開催している。3部構成で1部は大学や短大、専門学校、就職などの分野別に24分科会を設置し、各教室で講師が概要を説明。2部の就職講話では、帯広信用金庫総務部推進役の田中美香さんが目標を持つことの大切さやあいさつ、笑顔の重要性を説いた。

 3部は札幌放送芸術&ミュージック・ダンス専門学校(4月からの校名)などを運営する学校法人慈慶グループが2年ぶりとなる「進路ミュージカル」を体育館で開催。同級生4人が飲食店店長や美容師などそれぞれの道を選び、誰かに必要とされることにやりがいを見いだす様子などを歌やダンスを交えて表現し、生徒たちは熱心に見入っていた。

 最後に生徒会長の藤澤蓮さん(2年)が「このような場をつくっていただき、ありがとうございました。私たち1、2年生も進路に向けて頑張っていきたい」と感謝の言葉を述べた。(松村智裕)